「時間がない」を言い訳にしている人へ

「やることをこなすと夜。
なんで私っていつも時間がないの…?」

こんな風にため息をついたこと、ありませんか?

でも、実はそれ
「時間がない」んじゃなくて「時間をつくれていない」だけかもしれません。

「時間がない」は言い訳

まず最初に、ちょっと厳しいことを言います。

「時間がない」という言葉は、“言い訳”です。

私たちはみんな、1日24時間を平等にもっています。

だけど、同じ24時間を「仕事もプライベートも充実している人」「何も終わらない…と悩む人」とで、使い方がまったく違うんです。

そもそも、「時間がないから、新しいことはできない」なら、一生時間がない生活のままです。

新しい何かをしない限りは生活は変わらないので。
当たり前ですよね。

今時間があって充実している人は、
どこかのタイミングで”時間をつくる努力”をした人です。

努力せずして時間は手に入りません。

時間がないからこそ行動

時間がないと感じているなら、まずやるべきことは一つ。
「時間をつくる」ための行動をとることです。

「そんな時間があれば苦労しない!」と思うかもしれませんが、ポイントはここ。

限られた時間だからこそ、“選ぶ”ことが重要になる。

優先順位をつけるための「緊急×重要マトリクス」

タイムマネジメントで役立つのが、この図です。
有名なので、見たことがある方も多いと思います。

緊急緊急でない
重要優先的にやる(例:納期のある仕事)計画的にやる(例:スキルアップ、健康管理)
重要でないなるべく避ける(例:突然の飲み会、過剰なSNSチェック)やらない・減らす(例:なんとなく観てるTV)

知っているだけじゃ何も変わりません。

「実践」できていますか?

あなたの「今日の予定」、どのマスに当てはまりますか?

「やらなくていいこと」、やってませんか?

また、やることリストがいっぱいでも、その中に

  • 実は誰も困らない
  • 自分の思い込みで「やらなきゃ」と思っている

そんなタスクはありませんか?

「全部どうしてもやらないといけないことばっかり!」という私も最初は思いましたが、
無意識の思い込みをしていることがありました。
(これは自分では気づけない部分もありますが……)

全部に100点を目指していたら、パンクします。
やらなくてもいいことは「やらない」勇気も大事。

「自分じゃなくてもいいこと」、任せてみよう

そしてもう一つ。
「やらなきゃいけないこと」の中にも、

  • 時短家電で代用できる
  • AIに任せられる(たとえば、ブログの下書きとか)
  • 外注や人に頼める(経理、デザイン、雑務など)

ものが意外とあります。

全部ひとりで抱えがちですが、「手放すこと」も、立派な仕事のうちです。

実例:私がやりくりした“時間のつくり方”

かつての私は、朝から晩までパソコンの前。
気づけばコンビニ弁当、睡眠不足、でも仕事が終わらない…そんな毎日でした。

私が変えた「やらねば」の思い込み

仕事をしないと生きられない

仕事はもちろん大切ですが、目的を叶えられないのであれば意味がないなと気づきました。”生活のため”に仕事しているのに、会社員のときは体調崩したり休みなく働いて友人とも会えず……”生活”がなりたたないなら仕事する意味なくない?と思い、働きかたを変えました。

    家事をしないといけない

    家事ももちろん必要ですが、すべてを完璧にこなす必要はありません。時短家電、家族と分担、掃除はぶっちゃけしなくても生きていけます。

    真面目に取り組まなければいけない

    私は、自分も真面目だし、真面目にやらない人を見て腹が立つタイプでした。でも、私が真面目に働いて得をするのは誰でしょうか?上司だけでは?と気づきました。そもそも「真面目にやらなきゃ」と思っている時点で「つまならい」と感じているサインですよね……。

    あなたの時間は、あなたのもの

    「忙しい」は頑張っている証拠です。

    でも、それに振り回されて自分を見失ってしまったら、本末転倒。

    自分で選び、工夫して、行動する。

    好きな事を仕事にしても、それが身を削る働きかたなら、長く続けられない。それは残念です。

    好きなことをやり続けるための時間の使い方を考えてみてほしいんです
    まずは、今日の予定を書き出すところから、やってみてください。